活動報告

櫟野区防災訓練【2020/11/1取材】

かなり参考になります。

・年2回の避難訓練をしている。

・組織変更により、区長以下の役職が機能的に動いている。

・個別計画に求められる安否確認を訓練で実践している。個別計画は様式通りのものがあるかは別にして、避難訓練では安否確認リストに避難弱者を入れて確認している。

・安否確認は、災害時安否確認マップを作成し、訓練の改善により、2軒から5軒の班(向こう三軒両隣)で、迅速に行っている。

・安否確認表は表にして備考欄の個人情報を班内で共有している。

・安否未確認、避難支援者がいない場合は、応援者を現地へ行かしている。

・櫟野は細長いので、バイク隊で迅速な伝達をしている。バイク隊は機能だけでなく、バイク乗りの人が災害時に地域人材として必要とされている。

・バイク隊に加えて、他の地域資源の活用として、集中的な防災備品の本管倉庫だけに頼らず、個人所有の農機具、大工道具、土木工事用機材等持出しも考慮され、分散型備蓄の強みが生かされていると考える。

・自作のロケットストーブを3つの避難場所に置いている。

・当日は簡易トイレの組み立てと使用法の実演があった。

・ 数年前に、櫟野の自主防災会総会で、災害ボランティア活動から学んだことを話させてもらったが、以来、防災体制の見直しをしてきた。訓練毎に改善を重ねPDCAを上手く回している。防災士や自治振興会、区役員の連携がうまくいっており、誰かが出したアイデアは、すぐに検討され生かされている。