活動報告

第14回大原まちづくり勉強会「元気な今だからこそ考えよう「エンディングノート」」【2020/11/10】

11月10日19時半より、第14回大原まちづくり勉強会を開催しました。

今回も三密を避けるために、大原自治振興会の会議室を参加者の自宅等とzoomで繋いでのオンライン開催です。
今回のテーマは「元気な今だからこそ考えよう「エンディングノート」」について。
空き家も、境界がわかない山林も、耕作放棄地も 自分のどう資産をついでいくかを、決め切れていないのが根本。なんとか元気なにこれらのことを家族も含め考えて、決めておく機会が必要と考え、そのひとつのツールが「エンディングノート」ではないかと考え企画しました。

福祉医療政策課 地域医療推進室 熊野さんを講師にお招きして、以下のことを学びました。
1)エンディングノートとは
・今までの人生を振り返り今後の生き方を考える参考
・急病、認知機能の低下などに備えた終末期(医療・介護)の意思表示
・自身の死後、残される家族への指示、依頼、伝達
・(独居の場合など)連絡先、身元引受の手がかり

2)エンディングノートの注意点
・若いうちから記入しておくことがベター
・自身の考えや状況の変化に応じ、見直し、書き直しが必要 → 記入日を明記
・自身の「思い」、ノートの存在を誰かと共有しておくこと
・様々な種類のノートがある → 自身の状況に合わせて最良なものを選択
・法的効力がない → 相続や権利関係は、専門機関へ相談を
そのあとは、参加された方からの質疑応答の時間があり、質問や意見が活発に飛び交いました。その結果、1) エンディングノートは必須。2)必要性を広報誌やWEBで発信。3)項目が多いので必要不可欠な項目の抽出や農村地域ならではの所有する農地、森林などの追加。4)山の健康、見守りなどの部会、集まりなので紹介、5)老人会、お寺との連携が具体的なアクションです。

講演はYoutube 大原チャンネルに公開します。