運営委員会:第3回支え合い円卓会議【2023.8.29】
運営委員会:第3回支え合い円卓会議(今、私たちは何ができるか)
2023年8月29日、第3回支え合い円卓会議(アクションを考える)が、甲賀地域ご近所福祉協会と大原自治振興会の共催で、甲賀大原地域市民センターで開催されました。この会議は、大原地域を含むエリアの生活弱者への応援活動を行う団体が一堂に会し、地域支え合い活動を一層推進するためのものです。参加メンバーは、甲賀市社会福祉協議会甲賀地域福祉活動センター、民生児童委員、eこころステーション、スマイル甲賀、甲賀地域ご近所福祉協会、大原自治振興会、甲賀市地域共生社会推進課、佐山学区自治振興会、市議会議員など、計27名が参加しました。
第1回では、各団体が現在どのような活動を行い、どのような課題を持っているかを明確にし、現状を共有しました。第2回では、第1回で共有した課題として挙げられた「1)活動・情報を知ってもらう、2)ボランティアの仲間を増やす、3)自治会ごとの支え合い活動(近助)をはじめる」ために、自分たちができることを具体的に検討しました。
第3回は、第2回で自分たちができることを具体化し、アクションに移すために、今、私たちができることを宣言すること目的としました。
第1班「活動・情報を知ってもらう」 1)重層的支援のための相談窓口、 2)にんにんお助け隊、 3)移動支援制度、 4)民生委員・児童委員の高齢独居世帯への見守り、 5)eこころステーション(食支援、女性のつながりサポートなど)の取組、 6)スマイル甲賀(子ども食堂、学習支援、区入りしてない高齢者)の取組 多くの支え合いを行うしくみはあるが、相談できる力が不足していたり、個人の困りごとが初期段階でキャッチできていないなどの課題が存在しています。 そのため、まずは身近な人や近所の人に活動内容を共有し、サロンなどで積極的に情報提供を行うために、私たちができることを話し合いました。
第2班「ボランティアの仲間を増やす」 1)にんにんサポーターのボランティアメンバーの減少 2)認知症キャラバンメイトの確保が困難、 3)スタッフの高齢化、 4)民生委員のなりてがない等、 支え合い活動を行う仲間を増やすためには、楽しみながら声をかけ、コミュニケーションを取り、つながりを築いていくことが必要です。 今、私たちができることを積極的に話し合いました。
第3班「自治会ごとの支え合い活動(近助)をはじめる」では、以下の提案がありました: 1)相談できる力が不足している人への対応 2)個人の困りごとが初期段階で共有されていないことへの対策 3)孤立した人への支援 4)声を上げれない人へのサポート など これらの問題に気づくには、近所でないとわからないものです。 このために、ご近所でおしゃべりを増やすために、今、私たちができることを話し合いました。
地域の支え合いは、人と人のつながりが基本で、そのためには対話する場をこれからもどんどんつくっていきたいと思います。