活動報告

まちづくり勉強会「介護予防・フレイル予防について」【2024.9.3】

毎月第1火曜日の夜に開催している運営委員会のまちづくり勉強会。
今回は「介護予防・フレイル予防について」をテーマに甲賀市すこやか支援課の理学療法士葛迫剛氏に講義いただきました。

 フレイルとはまだまだ聞きなれない言葉だと思いますが、「虚弱」を意味し、加齢に伴う心身の衰えや活力の低下により介護が必要となりやすい、健康と要介護の間の虚弱な状態を指します。高齢化社会に伴い、介護が必要となる方の数も増加しています。
心身共に健康な状態で年齢を重ねることは誰もが望むことではあると思いますが、自分や自分の周りの人が介護が必要な状態になったときのために備えておくと同時に、少しでも要介護の状態を予防するために正しい知識と心身の健康に関する意識を持っておくことの必要性を感じました。

 後半は葛迫氏の講義を元に質疑応答と大原自治振興会としてどのような取り組みをしていけるかについて参加者で意見交換をしました。
百歳体操やウォーキングなどを行事の中でうまく取り入れながら、地域住民ひとりひとりが明るい気持ちで笑顔で日々を過ごせることが地域の健康寿命につながると思います。

 身体的フレイルや認知的フレイルもですが、社会的フレイル(社会とのつながりが脆弱な状態、社会的孤立)については特に地域全体で取り組むことにより防ぐことができるのではないかと思うので、地域課題として考えていきたいです。