活動報告

地域活動職員 中井浩喜 のつぶやき

 地域活動職員としてお世話になり、早いもので半年が過ぎました。毎月の運営会議や勉強会、そして円卓会議などに参加させていただき、大原自治振興会の取り組みが “少し” 見えてきたと思います。“少し” と言って、遠慮しているのではなく、11月中旬に開かれた市長懇話会で、そう思ったのです。懇話会に参加し、大原自治振興会の歩みを知る機会となり、私が関わるずっと前からの活動や多くの人の思いが溢れていて、「ほんの一部しか関わってないなあ」とあらためて気がつきました。
大原自治振興会への参加のありようは多彩です。私のように地域活動職員として参加することや、月に1回ごみ拾いをするとか、まき割りなどもあると聞きました。そして、皆さまのお手元にあります、広報誌「おおはら」を読むことも、ひとつの参加の形だと思います。 

 大原自治振興会には参加するメニューがいくつもあって、それでいて寛容です。大原に住んでさえいれば、それだけで大原自治振興会のメンバーだと認識できる雰囲気があります(私は綾野に住んでいますので、居住地さえ問わないのかも!)。と言いますのも、自治振興会の事業に何も関与していないとか、区入りしていないとか、ある種の後ろめたさを感じさせるような雰囲気はなく、すべての地域住民を広く対象にして、多様なつながりをつくっていこうといった思いが感じられるからです。
ゆるやかに、興味のおもむくままに参加できることに感謝しながらも、このような土壌をつくりあげ、主体的に関わり続けられている大原自治振興会の役員・専門部会委員の皆さまに頭が下がる思いです。

 近年になり、よく耳にする地域共生社会とは、困っていたら「助けて」と周りの人に伝えることができて、それを受け止める人がいる。そして、ひとりの困りごとを解決に向けてみんなで考えることのできる社会です。   
ここ大原は、着実にそのプロセスを積みあげているように思います。しっかりと受けとめる人、一緒になって考える人がたくさんいらっしゃいます。活動への参加希望でも、広報を読んだ感想でも、抱えている困りごとでも、何かございましたら大原自治振興会に問い合わせてみてください。きっと、新たな気づきにつながると思います。